表紙とコラム Vol.166 | |
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その昔、写真撮影をするときにカメラマンが発する掛け声は「鳩が出ますよ」だったそうです。今は口角を上げさせるために「ハイ、チーズ」や「1+1は」などと言いますが、往時は笑顔よりも目線をレンズに集めること自体がたいへんだったのでしょう。鳩を引き合いにしなければならないほど皆、カメラに慣れていなかったのです。 その頃の人たちに比べると、現代の若者はカメラに向かっての振る舞いにそつがありません。さすが生まれたときから、ビデオカメラが目の前にあった世代だと感心してしまいます。 けれどもそうやってカメラの前で自然なパフォーマンスをする人たちも音声に関してはけっしてパーフェクトではないのが不思議です。たとえばスタンドマイクで挨拶するようなとき、顔の位置がマイクの中心から離れてしまっている人をよく見かけます。反対にマイクと口の距離が近すぎるため、音がこもってしまい何を言っているのかわからない人もいます。 何かを発信しようとするとき、画像とともに音声も重要なのは言うまでもありません。鮮明であればあるほど説得力が増します。それなのに画像に比べ音声がどこか等閑(なおざり)になってしまうのはどうしてなのでしょう。「カメラ目線」だけでなく、「マイク角度」にも気を配りたいものです。後者は私の造語ですが・・・ |
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味真野小学校の桜(福井県越前市) 越前市の味真野小学校の校庭の真ん中には樹齢140年以上の大きな桜の木があります。 元々は校舎の脇にあったのですが、改築、校舎の取り壊しなどがあり、現在の位置(校庭の真ん中)になったそうです。開花は4月になってからですが、多くのカメラマンが訪れるそうです。 |
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