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表紙とコラム Vol.23
能登鹿島駅

今年も桜の季節になりました。春のエンタテイメントの代表である桜・・ 飲めや歌えの喧騒も夜桜の静謐さも薄桃色のグラデーションが漂わせる気品もすべてがこの花の魅力といえます。そして、もうひとつ付け加えるなら開花期間の短さ・・ 私はこれもまた桜の持ち味ではないかと考えるのです。無数の花びらを枝いっぱいにつけたかと思ったら、あっという間に散ってゆく桜・・

もしもこれが1ヶ月も2ヶ月ものんきに咲き続ける花だったら、人々のお花見スタイルもかなり違っていたことでしょう。
「そのうち、いつか・・」などと言っていられない限られた時間の中で楽しまなければならない桜・・ 人間の都合に合わせてくれないところがまた愛おしいのかもしれません。

さて、そんな桜も最近は暖冬で開花がずいぶん早まっています。学校行事やイベントなどのタイミングとずれるのは残念だという声も聞きますが、それもまた桜の面白さ・・
自然相手なのですからそれくらいの寛容さは持ちたいものです。

能登鹿島駅(穴水町)
別名を「のとさくら駅」といい、春には桜のトンネルで全国的にも有名な駅です。
4月上旬には駅前で「さくら祭」も行われます。春のやわらかな日差しの中をのんびり電車に揺られ、能登観光などいかがですか?
能登鹿島駅はのと鉄道七尾線(七尾~穴水)穴水から2駅目です。


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