全国各地で高校野球の地方大会が行われています。 石川県大会も7月末が決勝です。 私が高校野球から連想する言葉は「炎天下」でしょうか。 日干しになるような強い陽射しの下で、白球を追って跳ね回る球児たちを見ていると何か熱いものがこみ上げてきます。 ところで、今の選手たちは積極的に科学的なトレーニングを取り入れているようですが、私が高校生だった頃の野球部の練習はきわめて根性主義でした。 練習中に水を飲んではいけないとか、肩を冷やすから水泳は厳禁だとか… つまり体に良くないことばかりをやっていたわけです。 もちろん当時でも暑い中での水分補給やプールでの筋トレを重視する監督はいましたが、全体でみればごく少数だったのではないでしょうか。 でも、あれから20年くらいたった今、強豪といわれる学校の指揮をとっているのはそんな人たちなのです。 「やっぱり・・」と思うと同時に、こんなところでも指導者の役割が肝心なのだなとつくづく感じます。