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表紙とコラム Vol.01
禄剛崎灯台

「もう梅雨に入ったのでしょうか?」
この時期、天気のはっきりしない日が何日か続くと、気象台にそんな問い合わせをする人が多いそうです。そしてそうした人は、いざ梅雨入りが発表されると今度は決まってこう尋ねてくるといいます。
「梅雨はいつになったら明けるのでしょうか?」
じめじめとした季節を鬱陶しく思う気持ちはわかりますが、あまりにも風情のない話です。

ふと思いついて“雨の呼び方”というキーワードで検索してみました。すると雨を表現した言葉が出てくる出てくる・・ 大雨、小雨、にわか雨は一般的ですが、村雨(むらさめ)、小糠雨(こぬかあめ)、驟雨(しゅうう)、天泣(てんきゅう)などになるとなかなか情緒があります。いったいどんな降り方なのでしょう。

6月は雨が続くシーズンです。重苦しいこの季節に不快感を持つ人は少なくありません。ですが、雨の表情を楽しみながらキーボードに向かってみるのもそれはそれで悪くないような気がします。

禄剛崎灯台(珠洲市)
能登半島の最北端にある灯台です。現在は灯台としての役目を終え、灯台の周りは公園として開放されています。
駐車場から急な坂道を徒歩で5分ほど登ったところにあり、日本海からの潮風をうけながら、雄大な景色を眺めることができます。

  住所   珠洲市狼煙町
  駐車場  350台
  問合せ  珠洲市商工観光課(0768-82-7776)

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